チベタンネックリフレクソロジー

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コラム

チベタンネックリフレクソロジー

2019/10/21

施術前

チベタンネックリフレクソロジーは、背中、頭、肩、手足、内臓機能、内分泌系、脳神経や脳機能障害などに働きかけるテクニックです。

手足を失った方の幻肢痛のケアに用いられているとのことからも、神経的な作用が理解できます。

また、体全体の筋緊張やリウマチ、高血圧、ヒステリー、胃潰瘍、不眠、認知症、脳血管系の疾患、めまい、しびれ、浮腫、動悸、視覚の問題など様々な症状に使用されています。

チベットでは、生命力は中枢神経系と背骨に関連する脳脊髄液の中にあるとされ、順調な脳脊髄液の運行を促す技法がありました。

椎骨の位置を調整していくことで自律神経が整い、臓器や影響を受けていたエリアが調整されます。

急性期の方には痛みや吐き気などの反応が現れることが多く、それを不安に思われてやめてしまう方もいらっしゃいますが、、

 

痛みはブロックされていた神経が働きはじめたり、吐き気は浄化の進行であり、どれも回癒に向かっているプロセスという考え方もあります。

これらの症状は身体が不要な停滞物を流している反応であり、決して悪さをされているわけではありません。恐怖心を捨て、身体自らが動き出す自然治癒力を信頼して任せてみると、そのプロセスも速く進みます。

 

慢性症状にお悩みの方は、ぜひ試してみませんか?!

 

さて、お写真の佐藤様はこうした事前の注意もご了承のうえ、たった一度の施術で見事な変化を見せてくださいましたのでご紹介いたします。不快な反応もでなかったそうです。

30代前半の可愛らしい女性です。

中学二年の時髄膜炎から脳梗塞を起こし手足の運動機能に少し麻痺が遺ってしまいました。

髄膜炎からそんなことになるなんてあまり聞いたことがありませんでしたが、そうなるとむしろ命を落としてしまうケースが多いようです。

文字を書いたり歩行に少し不自由を残しながらも、車椅子で退院した彼女は高校へ入学し、二階、三階の教室まで階段で上がれるようプロテインを飲んで筋力をつけました。

自力歩行ができるようになって症状が安定してからの十数年はリハビリはせずに忙しいOL生活を送っていたのですが、(最近私の勤めている整骨院に)紹介してくれた方があり、背骨の矯正や整体などを中心に全身的治療を始めておりました。

 

その一環でチベタンネックリフレクソロジーのベーシック40分をやってみたところ・・

 

施術後

「筆圧が!」変わり、あまり力を入れずにペンを運べたとのこと。

それが前後の違いにはっきりと出ていて、本人も私もびっくり\(◎o◎)/!

おもわずその週のうちに今度はロングバージョン(モーションバランスを加えて)を行ってみました。

普段から、肩周辺に重さや頭痛もあるということなので、脳から肩から腕から手から緊張をほぐしていけたらと思っています。