大基本1:何を食べるかではなく、何を食べないか

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食べ物について

大基本1:何を食べるかではなく、何を食べないか

宇宙の中に地球があるように、地球に棲む生き物一粒一粒もまた小宇宙としてたくさんの星(細胞)からなり、体内に海や川をたたえ、そこには私達が微生物と呼ぶ壮大な数の生き物たちが棲みつき生命活動を営んでいます。

もし私たちの暮らしが地球環境を変化させ、海に魚が棲めなくなれば、人間も生きてはいけないように、
人の体内環境が高脂血症や便秘などで汚染されてくると、思考回路や精神活動全てに影響が及び、人生の質が変わってくることは想像に難くありません。
「旨いものが食えればよい」という方がいます。確かに今、海に一斗缶のガソリンが撒かれても、プラスチックを一個捨てても、広大な海の景色は変わらず、そのために大量の生き物が死んでしまうわけではないでしょう。
しかしそれがもし毎日行われたとしたら・・やがてそこに棲む生き物たちの体内には消化できない汚染物が蓄積されていきます。石油を飲み込んだ小魚を毎日食べ続ける大きな魚の体内では生物濃縮され、最終捕獲者の人間に入るだけでなく、水質自体が悪化し、まず小さな生き物達から消滅、珊瑚が死滅、その環境で繁殖できる生き物だけに構成が変わっていくことになります。

消化できない重化学工業製品は内臓や筋肉に蓄積されます

PETボトル、ポリエチレン袋、石油、自然界にはない製法で生産加工された重化学工業製品・・これらが海で長時間浮遊していると紫外線により少しずつ分解され、1~5㎜程度のマイクロプラスチックとなり、プランクトンと間違えて小魚たちが食べてしまいます。しかし消化できないので内臓や筋肉に残留します。
人間の腸管を手術や死体解剖で開くと、コールタールのような黒い塊が堆積しているそうです。
そう、あの、道路の舗装で使われるコールタール。まさに石油製品なんですね。そして腸壁を舗装するかのように覆って腸の動きや便の排泄を妨げています。
海の魚たち経由からだけでなく、インスタント食品や加工品には防腐剤や合成保存料、発色剤などの添加物がたくさん使われていて、大半は石油化学製品です。
腸には脳と同じく神経が密集し、どの栄養素をどの程度吸収しどの組織へ運搬すべきかを脳とリンクしてコントロールしています。感覚器官、そして免疫機構は腸が司っており、内臓の総司令塔でもあります。そんな第二の脳をコールタールで覆ってしまいたくはありませんね。

サプリメントの盲点

意外と盲点になっているのが、サプリメントの基剤です。
サプリの成分自体はよいとしても、それを入れているカプセルがもし化学合成品だとしたら、その商品は考え直すことをお勧めします。本当に身体に有用なサプリを商品化する企業ならば、基剤についても慎重に吟味されているはずです。

きれいな地球をキープし、野生動物たちの環境を護ることは、私たちの体内環境をよく保つことと全く同じです

健康には何を摂るかより、
何を摂らないかのほうが大切です。

一度に大量の生き物が死滅したり、景観が損なわれて(=病気になって)から改めるより、小さな警告を発している今意識を修正し、地球と共に自分の体内環境が未来もずっと幸福に継続するよう整えませんか?