正しい情報の見分け方

お問い合わせはこちら

コラム

正しい情報の見分け方

2019/10/02

正しい情報の見分け方

自己愛と哲学を持って

昨今は、求める前に押し付けられる情報が多すぎますよね。

「何がよい」という情報は、ほとんど、それを売りたい人からの発信なのでいちいち振り回されないことが大切です。


どうやって、自分に合う、正しい情報を見極めたらよいのでしょう?

十分に苦しんだ人にはわかるらしいです。
もうこれ以上苦しみたくない、その一念が直感を研ぎ澄ませ、真実に反応します。

明るいところではろうそくの火が見えないように、
時間がふんだんにあると時間の使い方など学べないように
人はそれをギリギリ失いしかけたときしか、その本当の価値には気づけないものです。

しかし残念ながら、「もうこれ以上は・・」と思うそのタイミングは、ダメージの大きさのことではありません。
自己愛からくると言われます。
手足や視力や、もっと大事なものを失っても、まだ生活を変えようとせず身体をいじめ続ける人もいます。
自分のしていることが自分の身体を傷つけていることに気づけないのは、そもそも自分を愛していないため、その声を聴いてあげられないのです。
身体の回復のために努力するより、苦しさを紛らわすために甘いものを食べたり、お酒を飲んだり、薬で感覚や生理的反応をマヒさせたりすることを選んでいる人たちは決して稀ではなく、むしろ多数派かもしれません。

自己愛があればこそ、もうこれ以上は耐えられない、何かが間違っているならそれを絶ちたい、と思うのです。

では、自己愛とはどこから来るのか?
それは両親や自分を育ててくれた人から受け継ぎます。
私たちは無償の愛情を受けて大切に大切に育てられることによって、自分の身体や命がとても大切なのものだと知るのです。

もちろん、どんな人も愛情につつまれ大切に育てられているはず。
しかし多くの方が経験しています。
おっぱいが欲しくてどんなに泣いても母は近くにおらず、誰にもあやしてもらえなかったこと。
もしくは母がすぐそこにいるにも関わらず、仕事や誰か別の人との会話を優先していたこと。
そんな時赤ちゃんはだんだんと学んでいきます。自分の価値を。
母親にとって大切なものの順番を。
そしてその順位が、自分自身にとっての身体に対する意識の持ち方へ大きく影響します。(怖いですよ!おかあさん!!)

 

幸いにも私は、お金よりご飯の支度より何より私を一番としてかわいがって育ててくれた祖母がおりました。
両親だけではできなかったろうと思います。
大人は皆忙しいし、ほんの少しの間子供の泣き声より仕事や家事を優先したことも、一度二度ならずあったことは無理もありません。


しかしそんな中、常に私の声や様子を一番に気にかけていてくれていた愛情を私は感じながら育ちました。
その愛が身体の隅々までいきわたっており、私はこの身体を決して何かの二の次にはできません。
「よいものを選んでおいしいものを食べなさい」と言い、軽く擦りむいただけでも大切にケアし、歯が痛いときそばにいてくれた祖母はたぶん、自分の命よりも大事に思い護ってくれていたことを感じることができるので、今私はそんな自分という存在を決して軽くはあしらえないのです。

今自己愛を持っていない方も、単なる認識不足なのではないでしょうか?

目に入れても痛くない、一番大切に思って育てられてきたのは誰でも一緒です。

あんなに泣いたのにすぐに来てもらえなかった。もっともっと抱かれていたかったのに、母は自分より仕事へ行ってしまった。自分なんて価値がないからだ・・

まだ脳神経が未熟だったころにトラウマのようにそう感じてしまった認識はなかなか変えることが難しい。けれど本当の順位は違います。母親にとって一番大切な存在は間違いなくあなたでした。

ぜひその真実を思い出いだしてください。

そして今度は母の代わりに自分自身でお身体を労わるときです!

 

情報の話に戻ると、「よいことをする」よりも「体に悪いことをしない」ことの方がとても重要となります。
どんなによいことをしても、よいものを食べても、同時に悪いものを口にしていたならなかなかよい結果には繋がりにくいです。
そして市場やマスコミでは、営業妨害となるので「悪い」ことの情報は公然とは伝えられません。
だからご自分で草の根かき分けて嗅ぎ取るしか、そこに自信がないならば信頼できる方に尋ねるか、あるいはお金をかけてでも学んでいくしかありません。


「最新の研究で・・」こういわれるのは大抵怪しい。次の最新が出た時には嘘か上書きされているような、どうでもいい情報がほとんどです。
本当に試してみる価値のある、信憑性ある内容には、なぜならとそれを裏付ける確固とした根本原理があります。

そんな原理原則を知ると、あるいは哲学をもってみると、星の数ほどに押し寄せる情報から自分が採用すべき真実を選ぶことができるようになります。

そんな哲学や、根幹にぜひ出会って、自分の健康管理論を取捨選択しながら積み上げていってください。
お手伝いいたします!